この世とあの世のこと
2013-05-18 18:40:11 0 Comments
人はみなこの世の人生の前にも人生があったということを考えてみたことがあるでしょうか。
大抵の人が、死んだ後の事は、体験したことが無いから分かる筈がないと思い込んでいます。
でも、みんな、死んだことがあるのですよ。
そして何度も生まれ変わって、今その命を生きているのです。
でもだれもが、死んだら肉体は焼かれ、この世に残っている命などないと思っています。
その後に生きているといえる存在を認めるのは、かなり難しい。
霊能者が視る世界では、肉体が死ぬ時、その肉体から抜け出していく靄のような白いものが存在します。
その存在こそが、霊魂と呼ばれる、意識を持った存在です。
その存在は、この世からあの世と呼ばれる異次元の世界へ移行して、類魂のもとへと還っていくのです。
しかし、たまにその類魂のところへ還れない魂がいたりしましす。
例えば、この世の快楽や欲望に負けて、こころを汚してしまうような悪事を働いたり、あるいは人の命やこころを傷付けたりして魂次元を落としてしまうと、類魂のもとへ還れないのです。
そしてこの世に近い幽界と呼ばれる次元で彷徨ってしまうことになります。
それでも、何十年、何百年という時代を彷徨っていつか魂が自分のいる世界があまりにもひどい世界にいると気づいた瞬間から、魂は、悲しみと不安と孤独感に苛まされはじめるのです。
そして類魂のところへ還りたいという思いが強く働き始めるのです。
その時こそ、霊能者がその魂を感じ始める時です。
この世の時間とあの世の時間は、大変な時差があります。
数時間という単位ではありません。
何十年、何百年という時間差です。
この世の時間では、百年ぐらい経っていても、あの世では、魂の目覚めるその瞬間から時間を感じ始めますから、まだ対して年数が経っていないと思い込んでしまいます。
そして目覚めた魂は、自分がこの世で生きていた頃の事を思い出したり、自分の子孫を思い出したり、故郷の住んでいた家を思い出したりします。
もしも、すでにこの世の時間が、その魂がこの世を去ってから百年も経っていたら、すでに、その場所には、全く赤の他人が住んでいたりします。
自分の家だと思っている家に、知らない人が住んでいると、霊は、そこは自分の家だと主張し始め、その家に住んでいる人に、自分の存在を知らせようとします。
その時に、この世では、ラップ音が発生したり、棚からものが飛んだりというポルターガイスト現象がおきたりするのです。
また、原因不明の病気やけがなどが増えたりします。
それが霊による災いです。
通常、霊障と言います。
幽界を彷徨うことなく、スムーズに類魂の所へ還る魂は、通常、霊界と呼ばれている高次元の世界で、霊としてのいろいろな訓練を終えて、またより多くの修行をするために、この世へと生まれ変わって来るのです。
この世に生まれ変わって来る時、以前にこの世で体験したことやまたその後、霊界へ還って体験したことなどは、すべて魂の奥深くに記録され、肉体次元の顕在意識に登らなくなってしまうため、生まれ変わった時に、何も覚えていないということになってしまうのです。
ですが、この世での何か魂次元に感じてしまうようなショックな出来事があったりした瞬間に、過去世のことやあの世でのことなどを思い出してしまう人がいたりします。
みなさんも、これまでに交通事故の後から、異次元の存在、つまり霊がみえるようになったというようなお話を聴いたことがあるでしょう。
そのようなことを考え合わせてみると、今まで信じられなかった異次元の世界の存在をもう少し、真剣に考えてみたいという気になれるのではないでしょうか。